おもい

未来への推進力を創造したい

目の前のモノゴトに追われがちな現代では、プラスのエネルギーで体を満たす機会は得にくいもの。私たちは御朱印帳で、そのきっかけをつくりたいと考えています。

神社へお参りし、神様とご縁を結べた証としていただく御朱印。

御朱印帳に綴じたこの御朱印を見返すと、神社を詣でた時の「心機一転、前を向こう」という決意、有り難い繋がりへの感謝、さまざまなことが思い出されるのではないでしょうか。

そして、記憶から呼び覚まされたこうしたプラスのエネルギーが、明日への活力となる。

こうしたストーリーが生まれた背景には、私の実体験があります。

ランニング好きな私には、休憩を兼ねて神社に立ち寄る習慣がありました。

神社の神主さんに、「お参りではまず1日無事に過ごせたお礼と、その日起こったことへの感謝を神社の神様に報告するといいですよ」と教わり、当時は深く考えず実践していました。

その本質を理解できたのは、私自身に大きな悲しみが襲いかかってきてからのこと。

恐ろしいほどの無気力の中で神社をたずね、無理やり「1日のお礼」と「起こったことへの感謝」をしぼりだしてみたのです。

それをくり返すうちに、今ある日常は当り前ではなく「有り難いご縁の結果」だと気づき、少しずつ気持ちが上向きになっていきました。

再び前を向く力を与えてくれた、神社へのお参りから得た感謝の習慣。

私たちは御朱印帳の普及を通してこの習慣を広め、多くの人に一歩踏み出す力を手にしてほしいと願っています。